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RGB色空間

光の三原色による色表現

R（赤）チャンネル
0 (黒) 255 (赤)
G（緑）チャンネル
0 (黒) 255 (緑)
B（青）チャンネル
0 (黒) 255 (青)

LAB色空間

人間の知覚に基づく色表現

L（明度）チャンネル
0 (黒) 100 (白)
A（緑↔赤）チャンネル
-128 (緑) 0 (中性) 127 (赤)
B（青↔黄）チャンネル
-128 (青) 0 (中性) 127 (黄)

色の例での比較

純粋な赤
RGB: (255, 0, 0)
LAB: (53, 80, 67)
純粋な緑
RGB: (0, 255, 0)
LAB: (88, -86, 83)
純粋な青
RGB: (0, 0, 255)
LAB: (32, 79, -108)
グレー
RGB: (128, 128, 128)
LAB: (54, 0, 0)

主な違い

RGB色空間とLAB色空間は、それぞれ異なる方法で色を表現します。

RGB色空間の特徴

  • コンピュータやディスプレイで使用
  • 赤・緑・青の光の強度で表現
  • 直感的で理解しやすい
  • デバイス依存の色空間

LAB色空間の特徴

  • 人間の視覚に基づく色空間
  • 明度と色相を分離して表現
  • 色の知覚的な差を正確に測定可能
  • デバイス非依存の色空間

用途：RGBは主にディスプレイやウェブ、LABは印刷業界や色彩管理、画像処理で使用されます。LABは人間の視覚により近い表現ができるため、色の調整や比較に適しています。